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2017/12/13
こんにちは!!スノーボードインストラクターのマミです。
必要な道具もわかり、ブーツの履き方を知ったその次は・・・
板とビンディングのセッティングです。雪山へ行く前に必要な最後の準備です。
セッティング??って何??となる人も多くいるかもしれません。
なので、ここですこーしお話をしたいと思います。
セッティングとは、スノーボードにビンディングの角度と足の幅を決めてネジで止める事なんですけど、なんとなく・・・とか、大体このくらい・・・でつけてしまうと大変なことになります。
ちなみに私は初めて板を買った時も、セッティングとか知らず、適当につけてました(笑)
で、その数年後、一緒に滑っていた友達に
「なんか変やで・・・。」と一言だけ。
確かに、すぐコケてたし、なかなか上達しないからスノーボードが嫌になってる時でした。
で、なんかおかしいなぁ・・・と思いながらもなんとなく滑れてきたので、まぁこのままでいっか。と。
セッティングの大事さを知ったのは、その数年後。
それから、インストラクターになり、色んな人のセッティングを見て、聞いて、自分でも色々試してきてわかったことが沢山ありました。
人それぞれ、筋力も骨格も体型も違います。
そして、ターンやジャンプ、パウダーなどなど楽しみ方も沢山あります。
その中で自分に合うセッティングがあるんだなぁと。
実際に、初めてクラスをレッスンする時にもまずは道具のチェックからします。
そして、その人に合う足の幅だったり、角度を決めてからセッティングをかえていきます。
よくある間違いが、左右逆になってたり、角度の合わせ方がわからなかったり・・・
初めて見るものって使い方がわからないから説明書を読むわけで、でも説明書なんて入ってないし・・・なんとなくこんな感じかな?で間違ってたりするんです。
私も最初はよくわからなかったので、左右逆についてました(笑)
角度も合わせたと思っていたのにずれてました・・・。
◆ビンディングの左右◆
※こゆび側に、ビンディングを止める金具がくるのが目印!!
◆板に付ける時◆
角度(アングル)を決めたあと、板に付ける時は右の写真の角度のところに、左の赤い〇の中にある三角を合わせる。
レッスン以外で滑っているときにも、
「あ!!左右逆についてる!!」って思う時もあります。
知りたいけどわからない人も多いはず。
私自身も初めての時や、少し滑れるようになってからでも、セッティングってあるんや・・・ぐらいな感じでした(笑)
今となっては知らない事だらけでした。
あの時知っていればな・・・と私が感じて思ったことなど、この第3回で紹介していきます。
初めての方にオススメのセッティング方法をお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
◆おまけ◆
セッティングは滑れるようになってくると変わってきます。
ターンやパーク(ジャンプなど)、パウダー・・・色んな楽しみ方が出てくると、それに合わせても変化するのがセッティング。
またそれを自分で探すのもスノーボードを楽しむ1つです。
START UP SNOWBOARD #1 『道具の選び方』
>START UP SNOWBOARD#2『ブーツの履き方』
>START UP SNOWBOARD#3『板とビンディングのセッティング』
>START UP SNOWBOARD#4『ワンフット(片足の操作)』
>START UP SNOWBOARD#6『リフトの乗り降り』
>START UP SNOWBOARD#7 『ヒールサイドの角付け』
>START UP SNOWBOARD#8 『トゥサイドの角付け』
>START UP SNOWBOARD#9『ヒールサイドからの1ターン』
>START UP SNOWBOARD#10『トゥサイドからの1ターン』
PROFILE
大西 麻美(オオニシ マミ)
1981年12月13日生まれ。大阪府出身。
資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許
スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。
専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。
また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。
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