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カッコよく滑るポイントとは!?

2018/03/16

みなさんこんにちは!!
インストラクターのマミです。

今回のお話は、
『かっこよく滑るポイントとは!?』をテーマにしようと思います。

前回は、『かっこいいスノーボーダーとは?』で、ゲレンデマナーのお話をしました。
まず知って欲しかった事として、見た目のカッコよさだけではなく、中身のかっこいいスノーボーダーになって欲しくて、記事を書いてみました。

まだ読んでいない方は、ぜひ読んでくださいねっ(→『かっこいいスノーボーダーとは?』を読む

 

と、いうことで次の話をしていきましょう〜

リフトに乗っていて、
「あ!!あの人かっこいい〜」とか思った事ありませんか?

見た目のカッコよさって実は・・・
上達への近道でもあるんです!!

カッコよく滑っている人の姿勢に注目していきましょう〜

姿勢。これスノーボードで重要!!
むしろここが分かれば、上手くなってかっこよく滑れるのです!!

注目するところをピックアップしていきましょう〜

まず最初に・・・
スノーボードは横のりのスポーツです。
なので・・・
滑っているときには体が横向きになっています。

 

なんか変な感じがしますよね。
それでいいんです!!
体は横に向いているけど、顔だけは前を向いている。
進んでいる方向に対して、体が横向きになるんです。

でも、多くの人は最初、違和感があるので、体を前に向けようとなります。
そうなると、進んでいる方向に対して、体がねじれてしまいます。

スノーボードの基本は、板の上からはみ出さず、真っすぐ体がのっかっている事。

両膝を均等に曲げて、お尻・頭が出ないように板の上に真っすぐ立ちます。

 

写真を見てみましょう~こんな感じです。

まずは、これを知っていることが大事です!!

この立ち方はターンが上手になるポイントにもなってくるんですよ。

ここが大事な1つ。

じゃあ、このカッコよく見える立ち方って!?
どうすればいいの!?
ただ、板の上に立てばいいの??ってなりますよね。

うん。きっとなるはず(笑)

そこで、いくつかのポイントをお話ししていきますよ。
みなさん、ここまで大丈夫ですか?

あと少しです。お付き合いくださいっ

 

◆おへそ◆

おへその位置って気にしたこ事ありますか?

 

おへそは、板の真ん中にあるようにしてみましょう~

または、腹筋に少し力を入れて下さい。

おへそが伸びてる事や、曲げすぎも良くありません・・・

 

言葉じゃ難しいので写真を見てみましょう~

 

おへそが伸びている(前に出すぎている)

曲げすぎている

板の真ん中

どれがいいと思ますか??

見た目のお話ね()

これにも、見た目だけじゃなくて大事な役割をしているんです。
おへそが正しい位置にある事で足に力が入りやすくなり、またバランスがとりやすくなります。

 

◆膝◆
スノーボードはスポーツです。
なので、膝を常に曲げておくことが大事なんです。
例えば、走る時、歩くときに膝はどうなってますか?曲がっていますよね。
膝が伸びたまま走ったり歩くとなんだか変な感じがしませんか?
ここでポイントなのが、両膝が曲がっているか?ということです。
曲げ方にもポイントがあります。なので・・・
2つの写真を見比べてみましょう〜

 

片足が伸びている

両足が曲がっている

 

どちらの方がカッコよく立っていますか??

両膝が曲がっているということは、両足均等に力が入りやすくなるんです!!
この2つ(おへそ・膝)を意識するだけで少し見た目がかわりませんか??

で、これはきれいな姿勢を作るポイントのお話。

 

最後に1つ・・・
それは・・・手の位置!!
みなさんは滑っているとき手の位置気にしたことありますか?

難しく考えると、分からなくなってしますので簡単に言います。
ずばり!!
手の高さではないでしょうか?

手を広げてバランスをとっている人や、もはや手はどうすればいいのかわからない?
って色んな人がいると思います。

手の高さを出来るだけ肩よりも下におろしてみて下さい。
ちなみに、肩より手の位置が高いとこんな感じです。

こんな風に、肩よりも手の位置が高いところにあると上半身に力が入ってしまい、足に力が入りにくくもなります・・・
要は、手が上がると肩が上がってしまって上に力が抜けてしまいます・・・
それだと、スノーボードにとっていい事はないですよね?

 

では肩より少し下げてみましょう~

立ち方は一緒だけど、2枚とも見た目が少し違ってみませんか?
手の位置がかわると見た目も変わってきます。

でも・・・
見た目だけじゃないんです。
手の位置がかっこいいところにあると、下半身に力が入りやすくなり、力が入りやすくなるとスノーボードの操作ももっと出来るようになりますっ。

なので、見た目がカッコよくなると、スノーボードの上達も出来ちゃうんです。

カッコよさの基準は、人それぞれ違うのはもちろん。
自分だけのスタイルを追求するのもよし!!
誰か上手い人のマネをするのも良し。

なんでこうゆう立ち方をするのか?
実は意味がちゃんとあったんです。
手の位置が低い・高いと、こんな違いがあるんだなぁぁとか、おへそや膝・・・
と、分かるとさらにスノーボードが楽しくなりますよっ

もうすっかり春な陽気。
まだまだ楽しんでいきましょう〜

 

大西麻美のレッスンムービー(全11回)

#1 『道具の選び方』#2『ブーツの履き方』#3『板とビンディングのセッティング』#4『ワンフット(片足の操作)』#5『基本姿勢』#6『リフトの乗り降り』#7 『ヒールサイドの角付け』#8 『トゥサイドの角付け』#9『ヒールサイドからの1ターン』#10『トゥサイドからの1ターン#11『連続ターン』

 

 



PROFILE
大西 麻美(オオニシ マミ)

1981年12月13日生まれ。大阪府出身。
資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許
スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。
専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。
また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。

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