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【Amb._Aki】アンバサダー・あきが行く!Salomon Japanオフィス

2023/12/15

みなさん、こんにちは。アンバサダーのあきです。

既にシーズンインしている方も多いと思いますが、私はなんとまだできておらずで、、 
クリスマス前後にインしようと画策しているところです。

さて。先日、SNOW ANGELのアンバサダーとしてフランス発祥のスポーツ用品ブランド、Salomonの日本支社に遊びに行きました!
私の愛用している板もSalomonのDancehaulなのです♪

今回お話を伺ったのはSalomon Japan セールスの佐藤稔泰さん。さっそくどんどん質問していきます!


たくさんありすぎて選べない・・・結局どんな板を選ぶべき?

あき:スノーボードの板って本当にたくさんありますよね。私は人のお勧めだったりその時店頭にあったものから選んだりしていますが、基本的な知識として板の形状とそれぞれの特性を知りたいです!
佐藤:まずはベンド構造という、板を真横から見たときの曲がり具合の違いで乗り味を大別することができます。

まず、ロッカー構造はノーズからテールが船底のような形状をしていて、回転性が高いです。板がひっかかりづらく、パウダーに適しているといえます。キャンバー構造はボードの真ん中から端にかけて弓状の形状をしていて、エッジが効きやすいです。しなりを活かしてオーリーも高さが出やすく、カービングやジャンプなどに適しているといえます。そしてその両方の形状を有しているのが、ハイブリッド構造です。パウダーでも浮き、適度なグリップ力もあり、特定の機能に振り切らずオールマイティに楽しみたい方にはもってこいです。
※Salomonの板はほとんどハイブリッド構造とのことでした


あき:なるほど…。私はパークもパウダーも全般的に楽しみたいので、ハイブリッドがいいかなと思いました! ただ、硬さやテールの形状、スタンス幅などでも更に細分化されていきますよね。
佐藤:板選びに失敗してほしくないので、”その人にとってベストを選ぶ” という意味では、やはり実際にショップなどに足を運び店員さんに接客を受けることをおすすめします。
あき:そうですよね。さまざまな購入手段はありますが、大きな買い物になるのでちゃんと納得して買いたいですね。

スノーボードブランドの社員さんはどんなお仕事をしている?

あき:佐藤さんは冬はお仕事で雪山に行かれたりと、普通の会社員とは少し違ったワークスタイルになるのかなと思うのですが、お仕事内容をお聞きしたいです!
佐藤:そうですね、普通の企業の働き方とはだいぶ違うかと思います。
まず夏が終わり、10〜11月ごろにショップや催事の売り場の立ち上げのお手伝いやショップスタッフさんへの商品説明を行い、繁忙期にSalomonをおすすめしてもらうよう僕なりに努力しています(笑)。1〜2月ごろからゲレンデでディーラー・ユーザー向けの試乗会ツアーを行い、3〜4月はショップ主催の試乗会をサポートをしにゲレンデを周ります。そこでディーラー・ユーザーに実際に板を試乗してもらい、アイテムの注文を受け付けます。
あき:冬の間はほとんどオフィスにいらっしゃらないのですね。
佐藤:はい、ほぼ雪上にいますね。その代わりに夏はまとまったお休みを取る方も多いです。
あき:それはそれでメリハリがあっていいかもしれないですね。

 シーズン中の忙しさから一転、夏はゆっくりすることを「冬眠」と表現された佐藤さん。お忙しそうではありましたが、とても生き生きとされているように見えました。また、ゲレンデで行われる試乗会は、実際の乗り心地を試すことができるのでかなり良い機会だと思いました!予約が必要な場合もあるので事前に調べてから行くことをおすすめします。
 
と、ここでマーケティングチームの安藤正治さんが打ち合わせから戻られ、少しの間お話を伺うことができました。

あき:マーケティングチームとして力を入れていることなど聞きたいです。
安藤:そうですね、Salomonでは持続可能な開発(SDGs)を重要視しています。例えば古い板をリサイクルした素材をソールやサイドウォール、バインディング(※黒色限定)に使用しているんです。
この白っぽい模様が散っているものがリサイクル素材です。

あき:ソールにしては珍しい柄だと思いましたがそういうことだったのですね! 最近は色々な企業がSDGsを掲げていますがスノーボード業界も例外ではないようですね。しかし、SDGsと製品としての機能性は相反することはありませんか? そのジレンマに対してブランドとしてはどんな意思決定をしているのでしょうか。
安藤:相反することもあると思いますよ。そしてSalomonとしてはSDGsは重要です。リサイクル素材を使うことを前提とした上でいかに高機能なものを作るか。そういったマインドをもっています。ただ、個人的にはリサイクル素材を使ったものもそうでないものと機能性は変わらないと感じます。
あき:なるほど。グローバル企業だからこその柔軟性ですね。思いがけず昨今の潮流と企業としての姿勢のお話が聞けてとても興味深かったです。


インタビュー後はオフィスツアーをしていただきましたが、執務スペースの他に、アイテムがずらっとショップのように並んでいる展示スペースもあり、とてもテンションが上がりました。
今回お話をお聞きし、自分の板やアイテムに改めて愛着がわきました。今後もお手入れして大事に使っていこうと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
また、取材にご協力いただいた佐藤さん、安藤さんはじめSalomon Japan の皆様、本当にありがとうございました。
ではまた次回の記事でお会いしましょう♪

 


 

SNOW ANGEL アンバサダー
広川晶


スノーボード歴3年。シーズン中は毎週末滑りに行くほど、スノーボードにハマり中。日本語のほか中国語、英語が話せるトリリンガル。趣味はサーフィン、ゴルフ、サウナ、釣り、美容メンテナンス系の開拓などがあるが、最近は、昨年始めたばかりのサーフィンに行くことが多いというアクティブガール。
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