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広野あさみ×北原あゆみ　深夜の雑談！ -プライベートトーク vol.1-

2021/06/26

この冬の撮影で一緒だった広野あさみちゃんと北原あゆみちゃん。
2人はウエアブランド「Billabong」やコスメブランド「Mermaid&guys」
のスポンサーが同じと、以外と共通点も多い。
そんな2人の素顔をもっと知りたい!! ということで、
今回は撮影後の時間を少しもらい、ざっくばらんにお話をしてもらった。
本格的なインタビューとは違い、あくまでも雑談程度…と言ったら、
意外なお話がたくさん!! 果たして彼女たちの素顔とは!?
（ ※撮影＆インタビューは2月半ばのものです）

ーーまず、山での撮影でいうと、あゆちゃん（北原）はSNOW ANGEL CAMPのコーチをやってもらったこともあったけど、あさみちゃん（広野）とは初めてですよね。いつも冬は海外に行っていたから、お願いできなくて…。今回はコロナ禍ということもあり、大会が流れてあさみちゃんと一緒に撮影ができることになったわけで…。複雑なところではあるけど、素直に嬉しいです！
広野　いつも声をかけていただいていたんだけど、冬はほとんど海外にいたから、なかなか難しくて…。今年は本当に珍しく日本にいるので、こうやって今まで撮影できなかった人や会えなかった人とも一緒に滑る機会とかもたくさん増えて、それはそれで楽しんでいます。
北原　そうだよね、あさみさんは海外にいるイメージだから、なんかこの時期に一緒に日本で滑れるって新鮮！
ーー今こんな状況なので、確実に今までの冬とはきっと環境などが違うと思うけど、大変だったり大きく変わったこととかってありますか？
広野　今まで冬は海外で滑ることが多かったんですけど、コロナ禍で海外に行けないこともあり、改めて日本の良さが分かるようになったかな。日本のスキー場の楽しみ方とか、サーフィンとの出会いとか…。今まで行けていなかったゲレンデなどにも行く機会も増えて、ここめちゃくちゃ楽しいじゃん!! みたいな発見とかがあったりして。
北原　そうそう、あるよね。私もここ、「星野リゾート　アルツ磐梯」は今回初めて来たし、そしたら、めちゃくちゃ楽しいし!!　あと夏。今まで夏は必ずオーストラリアに行っていたから、日本の夏をあまり満喫していなかったんだけど、今年は日本にいたおかげで、めちゃくちゃサーフィンを楽しむことができました。
ーーそういえば、2人ってウエアもコスメブランドもスポンサーが同じと、共通点も以外と多いけど、出会いっていつだったんですか？
広野　私がJW（JWSC=全日本ウィンタースポーツ専門学校の略）の学生だった時に、あゆみがJWの高校生で。
ーーJWって高校があったの!?
広野　昔は高校バージョンがあったんですよ。今はないんですけど。
北原　私が1年で入った時に、あさみさんが3年生のプロ科に入っていて。
広野　そうそう、私がプロ科にいた時に知り合ったのが最初の出会いですね。
北原　高校を卒業して、初めて海外にいったんですけど。確かニュージーランドかな。その時に一緒に行かせてもらったんです。
広野　うんうん。その時は、ニュージーランドで一緒に暮らして。
北原　その後、確か2年後かな。ウィスラーでも一緒に暮らしましたよね。
広野　あー！ そうだったね。
ーー海外に行く時は、仲間同志声を掛け合ったりするんですか？
広野　そうですね。仲間同志でやっぱり繋がっているので、「今年◯◯行く人ー？」みたいな感じで声を掛け合ったりしますね。1人で家を借りて住むより、みんなで借りた方が断然お得に行けるので。
北原　確かに、最初はそんな感じやったー。その後からは結構1人で行くようになりました。好きな時に安い航空券を取って、好きな時に帰ってくるというスタイルの方が楽やなって思って。だから宿は借りずに車を借りて、車に住んでいました（笑）。
ーーあゆちゃんは、日本では “車に住んでいる人” みたいな勝手なイメージがあるんだけど、海外でも車生活を満喫していたんですね。
北原　そうですね。でもアメリカに行った時は、バックパッカーに住んでいました。1人で安く泊まれるし！
広野　1人が好きっていうのがすごい。考えられない。
ーーあさみちゃんは車に住むというか、車に泊まって生活するみたいなことをしたことはありますか？
広野　ないですね。私、基本1人がダメな人なんですよね。だから、あゆみとは真逆かも。
北原　私は結構1人でどこへでもいけちゃうから、逆かもしれんね。
広野　私、1人はほんっとに無理！
ーースノーボードって最終的には、1人やるスポーツだと思うんですが…。
広野　うーん、大会とかは1人の戦いなんだけど、でも1人で滑るのは大っ嫌いです。練習で仕方なく1人で滑ることもあるけど、でもなるべく誰かと一緒にいたいなという感じかな。
北原　ご飯とかは？　私は1人でも全然平気やけど。
広野　1人で行けなくはないかなー、ラーメン屋とか。寂しいよりも”食欲” の方が勝つから（笑）。
北原　あはは（笑）。
広野　でも1人でいる時間とかがすごい苦手なんですよ。休みの日とか、ほんと嫌い。心細くなるというか、寂しくなるというか…。常に誰かといたいんですよね。
北原　私は休みの日とかもソロキャンプとかしちゃいます。1人でテント張ってとか。
ーー周りのスノーボーダーはどっち派が多い？
広野　うーん、でも1人が好きっていう人が結構多いような気がする。
北原　そうかもー。みんなと一緒にいるのももちろん楽しいけど、1人でも大丈夫っていう人は結構多いイメージかな。
ーーでも滑る時は、誰かと一緒の方が上達するような気がします。それはどうですか？
広野　それはあるかもしれない！ やっぱり他の人の滑りを見て勉強することもあるし、刺激を受けることも多いし。1人で滑り込むっていうのもありだけど。
北原　見て覚えるのもありだし、上手い人について滑るだけでも上達するし。今は1人で滑っていても全然楽しいけど（笑）
広野　あゆみはマイワールドがあるからねー。
ーーちなみに2人は、普段は一緒に滑ったりすることはありますか？
広野　今はメーカーの撮影とかで一緒になるので、その時に滑ったりとかはしますね。あとはあゆみが川場スキー場にいるので、私が川場に行った時とかは一緒に滑りますね。あっ!! そうそう、夏。
北原　サーフィン!!
広野　今あゆみが高知県に住んでいるんですよ。だから昨年の夏、サーフィンしに高知に行きました。車で（笑）。
ーーえっー!!?? 富山から車で高知まで？
広野　そうなんですよ。めっちゃ遠かった。10時間くらいかな、途中、大阪入れたんですけど。
北原　入れて（笑）。
広野　大阪に立ち寄って!! っていう意味（笑）。でもその旅は、めちゃくちゃ楽しかったー。サーフィンに出会えた記念すべき旅というか、サーフィンにハマるきっかけになった旅というか…。
ーーということは…、あさみちゃんはこの時が初!?
広野　初ではなかったんですけど、全くできなかったんですよね。前からずっとやってみたいと思っていて。そんな時にあゆみがちょうど高知に住んでいるって聞いて、これはもう行くでしょ!! って。
行った時は板とかも持っていなかったから、あゆみのを借りてやったくらいで。でもそれが本当に楽しくて…。ハマっちゃいました。
北原　それで帰ってからすぐに板買ったんやっけ？
広野　そうそう！ 帰ってから速攻で買いました（笑）。ウェットもオーダーして。
北原　めっちゃハマってるー！！

ーー富山はサーフスポットは結構あったりするんですか？
広野　あるみたいです、意外に。やるには冬の方がいいらしいんですけどね。冬はスノーボードがあるし、めちゃくちゃ寒そうだから、オフシーズン限定で（笑）。
北原　じゃあ、戻ってから結構海に行ったの？
広野　それがね、実家って海が歩いてすぐのところにあるの。しかもそこが、サーフィンのポイントだったみたいで、今年初めて入ったよ。しかもね、そのポイント。実は、いつもホタルイカを取っているところだったんだよー（笑）。
北原　あははっ（笑）。イカポイントー！
ーーやっぱりスノーボーダーは、サーフィンもスケートもやる人が多いのかしら？
北原　スケートはJWの時に、授業であったんですよ。だからJW卒業生は、ちょっとはできるんじゃないかな。
広野　私もそうですね。JWの時にやっぱり授業でやっていたので、だからちょっとだけできます。ボウルとかはやるかな、でも痛いことはあまりしたくないので…（笑）。
北原　私も！！痛いことはあんまりしたくない（笑）。
広野　でも最近はサーフスケートも流行っているから、オフトレとかにやっている女子は増えている気がします。普通のスケートボードと違って転びにくいし、動きもサーフィンやスケートと似ているから、スノーボーダーにはやりやすいかもですね。
北原　うんうん、確かに！ でも私は断然サーフィン派だなー。
広野　私も、サーフィンかスケートかで言ったら、今は、断然サーフィンだなー。でも昨年の夏にサーフィンができたのも、コロナがあったからなんですよね。それがなければ、きっと夏も海外で練習したり、遠征したりスノーボード漬けの毎日だったと思うし…。いつもと違う毎日が送れたから、出会えたものですね。
ーーそれはきっと、あさみちゃんだけじゃなく、たくさんの人が経験しているかもしれないですね、新たな出会いとか…。あゆちゃんは、去年高知に住んでいるって聞いてから、インスタも海の投稿が多かったから、すっかりサーファーのイメージが定着してきた気がします。
北原　それはそれで嬉しい！ 夏はもう毎日海に入っているので（笑）。髪も染めていないんだけど、海水で焼けて金髪になったりしちゃって…。海っぽいよね。
広野　海は本当、髪が痛むからケアも大事！ 冬もやっぱり乾燥するからダメージ受けるけど、夏は夏でダメージ受けるからね。特に海は！
北原　そうそう。だって、夏はこんな色じゃなかったはずだもん！ ねっ？
広野　うーん、そうだっけ？ あっ、髪の毛で思い出した（笑）、っていうか驚くことがあって!! 高知に遊びに行った時にあゆみが「私は毎日海に入っているから、髪の毛洗わなくていいんですー」って言ってて。「シャンプーは1週間に1回とかで大丈夫なんですよー。だって海水でお風呂に入っているからー」って。それでみんなで、「えぇぇー!!!!」って（笑）、めちゃくちゃびっくりして。
北原　ちょっとー!!! 今はちゃんとお風呂に入っているからー。今日だって、さっきもホテルのお風呂に入ってきましたよー。温泉、めちゃくちゃ気持ち良かったし。
広野　今はそうだけど、私が高知に行った時は、全然洗ってなかったよ（笑）。
北原　うーん、洗ってなかったかも…（笑）。
広野　洗わないの？って聞いたら、明日も海入るから大丈夫って。
北原　毎日海で洗ってるから、別に汚くないかなーと思って（笑）。オーストラリアで車に住んでいた時に、シャワー浴びたりお風呂に入れるところが日本よりも圧倒的に少なくて。だからシャワーを、プールのところで済ませたりしていたんです。そんな状態だったので、海にしばらくおった時は、海水に浸かっているし、どうせまた明日も朝一から海に入るから別にいいやって思って。そのクセが今も抜けていないっていうか…（笑）。
広野　The 自然派ガール（笑）。ナチュラルガールなんですよ、あゆみ。
ーーで、あさみちゃんはきれい好きなの？
広野　どっちかというと…、はい。
北原　えー!! そうやっけ？
広野　でも急いでいたら汚くなっちゃうこともあるけど、普段はきれい好きな方だと思います。
ーーごめんなさい!! あさみちゃんが特別きれい好きなイメージが湧かない…（笑）。いつも撮影に来てくれる時、荷物とかめちゃくちゃ多いイメージがあって…。
広野　それはそう!! 私、めちゃくちゃ荷物が多いんですよ。どこへ行くにも。
北原　そのイメージ、すごいあるー！ 確かにあさみさん、いつも荷物めっちゃ多いですよね。
広野　そうそう、めっちゃ多い。心配なんですよね。無いのが嫌なんです。だから無駄に色々なものを持ってきちゃうんですよ。車にも色々なものを積んでいて、それでパンパンになっちゃいます。
ーートリップに行く時は、車にどんなものを積んでいますか？
北原　うんとー、コンロとか！
広野　えっ、コンロ!?　それはあゆみが車に住んでいるからでしょー。あれは動く家なので（笑）。普通の人はコンロとか持っていないと思うよー。
北原　そうなん（笑）!? コンロ、あるとめっちゃ便利ですよー。お湯沸かせられるから、あったかいコーヒーとか、スープとかも飲めちゃうし。
広野　確かに、それは便利ね。私が長くトリップする時は、友達のところに泊めてもらったりとかも多いので、すぐにお世話になれるようにお泊まりセットとか。
北原　わー、すごい。女子力高そう！
広野　ふふっ。布団と枕と、寝袋とかだけどね。あとは何かなー。服とかも一式入れてるし。うーん…、待って!! よく考えたら、私も車に住めるかも（笑）。生活するのに困らないものは、気づいたら車に入っているかも。だから荷物が多いのか!!
ーー荷物多くなる気持ち、不安になる気持ち、すごく良く分かります!!
広野　分かります!? ちなみに周りの人たちはみんな、私がだいたい全てのものを持っているのを知っているので、「あさみ貸してー」ってよく言われます。そういう役まわりなんですよね。
北原　確かに！ なんか困ったらあさみさんに言えば、出てくるイメージある（笑）!!
ーでも海外に行く時に荷物が多いと、オーバーチャージ取られたりしますよね？
広野　そうなんですよー！それ!! だから私は、超ギリギリを攻めます（笑）。どうしてもダメなときは「300g負けてくださーい（笑）!!」って懇願する的な。
北原　私は、持っている服をめっちゃ重ね着したりします（笑）。

次回に続く…。

広野あさみ

高校卒業後、JWSC（全日本ウィンタースポーツ専門学校）に進学し、20歳でスノーボードクロスにてプロ資格を取得。22歳でナショナルチームに入り、世界レベルの大会に出場。平昌オリンピックでは、ビッグエアー・スロープスタイル種目に出場。現在は種目をスノーボードクロスへと変更し、北京オリンピックに向けて練習を重ねている。
スポンサー：Billabong、FLUX、SPY、eb’s、CW-X、GALLIUM WAX、グローバルWiFi、Mermaid&guys、上越さくら整体院


北原あゆみ

JWSCの高校に通い、スノーボードを本格的に始める。19歳の時にJSBA公認プロ資格を取得。その後、’19年の「AIR MIX」女子の部で優勝するなど数々の大会にも出場。最近は自由で自分らしいスノーボードを楽しみ、パークからバックカントリーまで様々なフィールドで活躍。
スポンサー：Head、Billabong、ムラサキスポーツ関西エリア、STANCE、Pow gloves、Mermaid&guys、KNITTRONIC

Photo／葛西龍　Interview／yumi
Special Thanks／星野リゾート　磐梯山温泉ホテル、星野リゾート　アルツ磐梯

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