1990年代初頭、サーフィンの…
2018/04/28
こんにちはー。
いよいよGWですね。長い人は9連休だとか?
観光地でお店をやっていると世間のお休みとは全く無縁な生活ですが(涙)、連休は忙しくてなんぼ!
ということで、GWも白馬が賑わってくれたらなによりです。
そんな私の特権は、人の少ない平日に休みを満喫できること。
先日はスプリットボードを履いて、栂池上部のバックカントリーへ行ってきました(^^)
麓のゴンドラ乗り場の雪はもうすっかり溶けて、ゲレンデの芝生も日に日に緑になってきてます。
そこから一気に全長4120mのゴンドラで標高1700地点の終点駅まで行くと、まだ雪に出会えるのです。
山頂部の栂の森ゲレンデでは春パークも営業中ですが、それを横目に見ながら、さらにそこからロープウエイを乗り継いで、標高1880m地点までアクセスします。
このロープウエイは冬シーズン中は利用できず、毎年3月からGWまでの早春運転と、栂池自然園の営業期間の6月から10月いっぱいくらいまで営業を行ってます。
ここまでついたらいよいよ上り始める準備開始!
ビーコンチェックをしたり、スプリットボードにシールを付けたり。
気持ちも引き締まります。
(どんなコンディション時でもバックカントリーでは何が起こるかわからないので、ビーコン、ゾンデ、ショベルを必ず携帯し、知識&経験を持ち合わせたガイドを同行して指示に従うようにしましょう!)
今回は栂池自然園を抜けて3時間くらいの上りの行程でしたが、景色を楽しんだり途中で休憩したり、春のお散歩気分でひさびさの雪上を満喫しました。
春の栂池BCは週末には多くのバックカントリーツアーが訪れる人気エリアですが、
今回は私たちのグループ以外にはほか数グループのみで、この広大なフィールドがほぼ貸切状態でした!
普段私はバックカントリーではスノーボードを背負ってスノーシューで歩いていますが、今回は初のスプリットボード。
スキーもあまりできないのでドキドキでしたが、スプリットでの上りはビックリするくらいラクちんで、一瞬で惚れちゃいました♥
気づいたら北アルプスの山々の山頂がどんどん間近に迫ってきて、いよいよドロップの瞬間です♪
写真の稜線をたどって一箇所尖っているのが標高2766mの小蓮華山山頂です。
足元には真っさらな貸切バーンが広がり、下の左の方には先ほどの栂池のパークが見えてます。
ひとりずつ思い思いのラインを刻みながら、数時間かけて上った分をほんの数分で滑り降ります。
バックカントリーって、だから一本の重みが全然違うんですね。
この最高の瞬間があるから、ちょっとくらい上りで疲れてもすぐに吹っ飛んじゃいます(笑)
そして一気に上り始め付近まで。
下のほう(といっても1900m付近ですが)までくると、かなり雪が汚れてます。
ピーク付近からここまで、なかなかいい距離ですね。
そして最後はゴンドラ乗り場まで滑り降り、無事に終了~。
天気もよく最高の1日でした!
標高の高い地点ではまだ残雪を楽しめるエリアもあるので、機会があればぜひ春のバックカントリー気をつけて楽しんでください(^_-)⭐︎
curator:きしのまきこ
学生時代に都内スノーボードショップ店で働きはじめ、シーズン中はどっぷりと国内外で滑り続ける生活を続けたのち、スノーボード専門誌編集者を経てフリーに転向。2013年より長野県白馬村に移住し、白馬駅前にショップ「roundAbout」をオープン。ショップ経営に奮闘しながら、雑誌やウェブで編集・執筆・デザインに携わっている。
白馬の豊かな自然をこどもといっしょに満喫中!
「HELLO HAKUBA VALLEY」著者
roundabout.jp