EVENT

ライダー・岩井帆乃佳&梅野静香による「SNOW CANDY」イベントレポート!

2024/07/13

今シーズンで5回目を迎えた、女子のためのグラトリ大会『SNOW CANDY』。今大会は開催場所がグラトリの聖地・鷲ヶ岳スキー場になりました! そして運営は、先シーズン大会よりジャッジを勤めている岩井帆乃佳梅野静香が引き継ぐ事となり、MCに前田愛理を加えcheerfulの3人による新たな『SNOW CANDY』が始まりました!
今大会も沢山のグラトリ女子が参加してくださり、過去最多の75名! 鷲ヶ岳スキー場での初代女王の栄冠は誰の手に!?
笑いあり涙ありのSNOW CANDYを岩井帆乃佳梅野静香がレポートしていきます!!

2024年2月4日
@岐阜県・鷲ヶ岳スキー場


RECIPT
当日は晴天に恵まれ、大会日和!
鷲ヶ岳スキー場にあるレストランアイガーにて受付をさせていただきました!
緊張している子もいればとっても楽しそうにしている子もいて、、、
受付時から選手達の色んな表情が伺えました。
奥美濃だけでなく全国各地から参加してくださっていました!!


OPENING
開会式は、今回初めてMCを務める前田愛理が進行してくれました!
そして大会といえばデモラン
スタートラインを見ると、可愛いウェアを着た女子、、、じゃなく可愛いウェアを着た梅野航希福田亮介の姿が(笑)
2人の有名ライダーによるデモランでSNOW CANDYが開幕!
レギュレーションについて説明をし、ジャッジの岩井帆乃佳と梅野静香より挨拶をさせていただいて、いよいよ予選滑走が始まります!!


CONTEST

毎年参加されている顔なじみの選手や、大会に初挑戦という新生の選手がたくさん。それぞれ緊張にもまれながらも、1人1人がいろんな思いでこの大会に参加してくれていることを感じ、当日はみなさんの滑りを見守っていました。予選は各クラス2本ずつ。どちらが良かった方のランの得点で決勝進出者が決まります。

例年レベルの高さには驚かされていますが、今年は特にどのクラスもオリジナリティや技術面共に遥かにレベルアップしていて、皆さんの滑りを採点するジャッジ陣も頭を悩まされるばかり。。

運営陣はもちろんですが、何と言っても毎年恒例なのが応援にきてくれているメンズたちの声援!今年はグラトリの聖地、鷲ヶ岳ということもあり、声援にも力が入ってました!
いつも一緒に滑っている仲間が頑張っている姿を一目見ようと団扇やメガホンを用意して駆けつけてくれるメンズたち。その声援のおかげで勇気を出せた女の子たちもいるのではないでしょうか。

そして何と言ってもドキドキするのが、予選2本のランからの決勝進出者発表の時間。参加者全員の子に決勝で滑ってもらいたいのは山々ですが、、これも大会の醍醐味です。初めてのクラスで決勝に上がれた子、後一歩で決勝に行けなかった子、ここまで楽しい雰囲気だった大会もガラッと笑あり涙ありのドラマが展開していく瞬間でした。
こちらが、決勝に進出した選手の方達です!

決勝戦は予選と同様、2本中のベストラン方式です。予選通過最下位の選手から順番に滑りおりてきます。決勝進出発表の時点で予選での順位が発表されてることもあり、少しでも順位が変わるように攻めていかないといけない、と予選よりもさらに滑りに迫力が増している選手たち。予選1位の選手は他の選手たちの攻めている滑りを見届けながらプレッシャー大の中のラン。運営陣も観客たちも緊張感がさらに高まります。


ENDING

閉会式では当日のビデオカメラマンを担当してくれた武藤くんによる、即興編集されたスノキャンのダイジェストムービーが流されるというサプライズ! 運営陣もびっくりの素晴らしいダイジェストムービーを背景にその日の余韻に浸りながらの閉会式は、とても大盛り上がりでした。


RESULT
スノキャン2024の入賞者の選手の皆さんです
●エキスパートクラス
1位 95.タカラギリナ
2位 86.タケウチチホ
3位 96.キョウソウスミレ

●オープンクラス
1位 64.モリヒナコ
2位  57.テラモトサユリ
3位  58.オノユカリ

●ビギナークラス
1位  7.イタコメイ
2位  5.サイトウモモエ
3位  13.ソノベカナ

●エンジョイクラス
1位  37.スガヌマミノリ
2位  31.イワタユナ
3位  41.ハットリカエデ


総括

毎年多くの女の子たちが初めて参加する大会として選んでもらえるこのスノキャン。今年も初めて参加された女の子からたくさん聞こえてきたのが「参加して良かった」「来年も絶対出たい」という声でした。またお馴染みの選手たちからも、「グラトリを始めた頃から滑り馴染んできた、この鷲ヶ岳スキー場の初めての大会に参加することができて嬉しい」という嬉しい声もありました。
惜しくも予選敗退してしまった子達も、そこで終わりではなくて、一緒に頑張ってきた仲間の姿を最後まで見守って声援を送っていました。勝ち負けだけじゃない、この大会に参加することの意味を感じてくれているようで本当に嬉しかったです。

このスノキャンは女の子だけのグラトリの大会を作りたいという思いで元々選手だった黒川千里さん大石智代さん高元紫乃さんの3人が結成し、受け継いだものです。その大会に私たちも参加していました。選手だったからこそ、この緊張感やドラマに共感できるものがあります。
だからこそ選手の皆さんに伝えたいことがありました。

「趣味で始めたスノーボード。チャレンジすることの楽しさを知り一緒に滑る仲間との繋がりが増え、、夢中になれたことで知れたことばかり。大会に出たらきっと嬉しい気持ち悔しい気持ちいろんな感情に揉まれると思うけど結果が全てじゃない。大会に出ることを決めて練習してきた今日まで全てがあなたの宝です。この経験は必ず自分を成長させてくれるはず」。

これは前日にSNSで皆さんに送ったメッセージです。一緒に頑張ってきた仲間とのドラマや大人になっても本気で取り組めるスポーツがあることの楽しさ。振り返れば大会の勝ち負けだけじゃない、それ以上に得るものがたくさんあったなぁと思うからこそ、選手の皆さんにも是非このスノキャンに楽しんで参加してもらいたいという気持ちで発信しました。

来シーズンも今年以上に大盛り上がりになること間違いなしなスノキャン! まだ大会に参加したことのない女子の皆さんも、一度でいいのでスノボ人生に【スノキャン】というドラマを刻んでもらえたら嬉しいです♡
参加してくれた参加者の皆さん、運営を手伝ってくれたメンズサポートの皆さん、ボランティアの皆さん、大会を大きな声援で盛り上げてくれた応援の皆さん、たくさんの方々のおかげで本当に素敵な日となりました。本当にありがとうございました! 来シーズンもまたスノキャンでお会いしましょう!