&…
2018/01/24
こんにちは!!スノーボードインストラクターのマミです。
STARTUP SNOWBOARDも、12月からスタートして残すところあと3回になりました。
道具の選び方からターンが出来るまでの全11回。
ついに、第9回からはいよいよターンについての内容です。
その前に、ちょっとおさらい。
ヒールサイド(かかと側)
トウサイド(つま先側)
フラット(面全体)
この3つを覚えていますか??
ターンに必要な3つの操作です。
この3つを組み合わせるだけなんですが、ややこしくなるとダメなので、1つずつお話ししていこうかと思います。
まずは、
◆ターンの作り方◆ ※ヒールサイド(かかと側)からの1ターンの場合
①ヒールサイドエッジ(かかと側)で立つ
↓
②ノーズを進行方向に動か
↓
③板が進行方向に真っすぐ向く。(フラット)
↓
④トウサイドのエッジ(つま先側)で止まる
文章にするとなんだか難しそうに、ややこしそうに見えますね・・・
ここは頑張って聞いてくださいね(笑)
ターンする為には体を動かす事が大事なんですが、使い方を知らないままだと上達まであと一歩のところから遠ざかってしまいます。
そしてもう1つ。。。
スノーボードは左右非対称のスポーツです。
なので、ターンする時の体の動かし方が、かかと側(ヒール)とつま先側(トウ)では違います。
って言われても、ピンと来ないですよね
私もなかなか理解できませんでした・・・(笑)
みなさんいいですか??
そのことを頭に置いて聞いてくださいね。
まず、結論から言うと、
かかと側から始まるターンは、足元を最初に動かします。
その足元と言うのが、前足です。
そして、使い方の順番があります。
まず初めに前足から使います。(動かします)
◆前足の使い方◆
前足の、つま先もしくは膝を使います。
こんな風に前足に力を加えます。
前足に力を加えると、ノーズが動き出します。
ここがポイントです!!
もう1枚写真を見てみましょう~
前足を使っても板が動かない・・・
お尻の位置はどうですか?
こんな風に前足の上にありますか?
前足を使うと、自然にお尻の位置が前足の上にくるんですが、そうじゃない人も多くいてます。
そんな時は、この写真みたいに自分からお尻を前足の上に持ってきてください。
それが出来れば大丈夫!!
ここまで出来れば1つ目のポイントはクリア!!
あと少しですよ~
文章長いんで、疲れてきてないですか(笑)
もう少しだけお付き合いください。
そして2つ目のポイントは板の動きです。
簡単に書きます。
ヒールエッジ
↓
フラット
↓
トウエッジ
はい。これです。
板がどんな風に動くとターンが出来るのかを知っておくことが大事なんです。
私がレッスンする中でもここをまずは理解してもらいます。
詳しく簡単にさっきの順番を説明すると・・・
ヒールエッジで安定して立つ(ターンを始める準備をする)。
↓
ノーズが動き出す為に前足を使う。
↓
板が動き出してフラットになる。
↓
フラットが出来たからトウエッジが使える。
と、なります。
さてさて最後のまとめです。
とにかく、ターンをするためには順番が大事なんです。
そして、順番に正しい体の使い方をすることがターンへの近道になりますよ。
これを読んで、第9回の内容『ヒールサイドからの1ターン』を見てみましょう~
それではどうぞ!!
◆まとめ◆
1つのターンが出来てきました。
この第9回の内容は基本中の基本。今後ターンがスムーズに出来るようになると、少し体の使い方が変化していきます。スノーボードは上手くなればなるほど体の使い方がどんどん変化していきます。
それも楽しさの1つです。
START UP SNOWBOARD #1 『道具の選び方』
>START UP SNOWBOARD#2『ブーツの履き方』
>START UP SNOWBOARD#3『板とビンディングのセッティング』
>START UP SNOWBOARD#4『ワンフット(片足の操作)』
>START UP SNOWBOARD#6『リフトの乗り降り』
>START UP SNOWBOARD#7 『ヒールサイドの角付け』
>START UP SNOWBOARD#8 『トゥサイドの角付け』
>START UP SNOWBOARD#9『ヒールサイドからの1ターン』
PROFILE
大西 麻美(オオニシ マミ)
1981年12月13日生まれ。大阪府出身。
資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許
スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。
専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。
また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。
facebook https://www.facebook.com/onishi.mami
Instagram https://www.instagram.com/mami_1213m/