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What’s your story? – episode #2-2 Kasumi Yamazaki

2017/04/13

 

こんにちは!
SNOW ANGEL本誌のライダー紹介やハウツーコーナーに登場させていただいています、ライダーの佐藤夏生です!
わたくし佐藤夏生の、女子ライダーによる女子ライダーへのインタビュー企画

「What’s your story?」第2回・山崎樺純編の後半です!
前編では、カスミのカービングJK時代や、主体性の塊とも言えるような

ライフスタイルの選択の仕方についてお話いたしましたが…

後編では先輩ライダーとの出会いやCAPiTAライダーになるまでの軌跡、

カスミ流のスノーボードの楽しみ方ついて聞いてみました!

 

前編はこちら

 


 

(以下インタビュー)

 

■好きなスノーボーディングを追及して、フリースタイルなライダーへ■

 

佐藤夏生( 以下:N):海外へ行く目標は達成できた?

 

山崎樺純 (以下:K):行けました。去年のシーズン初めにコロラドへ。そして夏は小布施クエストに通って練習してました。

 

 

N:お~、それは何歳のとき?

 

K:ハタチですね。自分が好きなスノーボードだけやってました。

 

 

N:じゃあ、「このトリックはみんなできるからやらなきゃ」っていう気持ちより

「このトリックがやりたい」っていうモチベーションで滑ってた感じで

 

K:そうですね、「これがやりたい、あれがやりたい」で滑ってました

 

N:今も、そういう感じだよね?(笑)

 

K:間違いない(笑)
やりたいことしか、やってない!

 

N:それが良いところというか、見てて気持ちいいところだよねきっと!
カスミを見てると、「やりたいからやる」という気持ちを思い出す!(笑)
私はいつからカスミをどうやって知ったんだろう、もともと亜耶の知り合い?
奈央世さんの知り合い?
(※佐藤亜耶:TOMBOYメンバー。スロープスタイルからフリーライドまでこなす、現役早稲田大学生のJDライダー。

私の実の妹。)
(※青山奈央世:同じくTOMBOYのメンバー。撮影やイベント参加などのライダー活動はもちろんのこと、

キャンプの企画から大会参加など幅広く活躍しているライダー)

 

(初めて佐藤亜耶と会った日の一枚。)

 

K:奈央世さん繋がりで、亜耶と知り合ったはず。先々シーズン、3人で白馬47で滑ったのが初。

なっちゃんとはそのシーズンの春にお手伝いしたTOMBOYキャンプで初めましてしたかな。

 

(バッチリお手伝いしてくれました。ありがとう!)

N:なるほど、そして今に至ると。
先シーズンのコロラドと違って今年のコロラドは雪不足で序盤はジブしかなかったけど、どうだった?

ジャンプのほうが好きなイメージがあるけど、ジブパークにもいつもいたから。

 

K:あ~、あの、横からも前からも入れるアイテムが楽しかった。ドラム缶を飛び越えたり当てこんだりするやつ

 

 

N:あったね、いろんな遊び方できるやつだよね
さすがのスタイル!

 


■楽しいことに目がないカスミにとって、「大会」とは?■

 

N:そういえば、大会は出たりしてる?プロ戦とか?(PSAが運営する、プロ資格保持者が出場する大会)

 

K:2シーズン前のプロ戦で入賞したときにプロ資格ゲットしたので、プロ戦には出てます

 

N:大会は、カスミ的にはどうなの?楽しい?

 

K:楽しい。

 

N:どんなところが?

 

K:本気だから。全員が。
あとは、一発逆転的な可能性があるところ…?
私自身は大会にはめっぽう弱いんですけど(笑)

 

N:だれかが一発逆転をやってのけるのを観るのも楽しい?

 

K:え、それは楽しくないはでしょ!(笑)
やば~とはなるけど

 

N:なるほど、それは違うと(笑)

 

K:なんか、自分が目立ちたかった~ってなると思う
えー待って、よく考える…
うん、やっぱり嬉しいとかはないかな
「やば!ナイス~!」とはなるかな

 

N:それは嬉しいとか楽しいとは違うんだ!(笑)

 

K:うーん、この話やめましょう、混乱する!(笑)

 

N:じゃあ嬉しいとか楽しいのは、自分のトリックとかルーティーンがバシッと決まったときとか?

 

K:あとは気持ちよく着地できたとき
とにかく、まあ大会は好きです!

 


■フリースタイルなスノーボーディングにシフトチェンジした理由は?■

 

N:改めて、の質問だけど、スノーボードのなにが好き?小学生の頃は、やりたかったスノーボードができたー!

ってなってたのかなって思うんだけど、そのあとのモチベーションは?

 

K:ジャンプがしたかったです
湯の丸でジャンプをみて、それからはジャンプがしたくてスノーボードしてました

 

N:なるほど、それでジャンプが飛べるようになって、そこからどうして海外に行きたいっていう気持ちになったの?

 

K:一番尊敬してる先輩ライダーに、一回行ったほうがいいって言われたのが、大きいかな…

 


■尊敬する先輩との出会いから、ライダーへの道へ■

 

N:おお、カスミが一番尊敬している先輩ライダーって…!

 

K:奈央世さんですよ。自分よりうまくて、ライダーとして成功してるひとが言ってるんだから、間違いないだろうと思って。

 

 

N:そうだったのか~!
CAPiTAやDEELUXE、UNIONといった今のスポンサーとはどうやって出会ったの?

 

K:UNIONカップが大きいかもしれないです。それが3シーズン前、鷲ヶ岳で。そこで声をかけてもらったんですけど…

 

N:そうだったんだ!声をかけてもらった理由とかは…?

 

K:その話も少し長くなるんですけど、小布施クエストに通い始めたころに奈央世さんと出会って、「私、CAPiTAが好きなんです」って話をしてて、そしたらUNIONカップに出てみたら?って勧めてもらって
奈央世さんが、自分のイチオシとして名前伝えとくって言ってくれて

 

N:お~!

 

K:でもそれが大会に出始めた最初のシーズンで、その大会で飛んだジャンプが、その時の自分の過去最大サイズで(笑)
コース見て、やべ~ってなったけど奈央世さんが押してくれてるし、やらないと!って思って

で、その年は結局ダメだったんですよ(笑)

どうも~ってご挨拶してくらいで

 

N:そうだったんだー!

 

K:で、その次の年にまた出場して、そこでまずまずの滑りができて

 

 

N:お~!ではどうしてカスミに惹かれたか、担当さんに今度聞いてみるね!(笑)

 

K:やめてください(笑)

 

N:じゃあ乗りたかったCapitaのライダーになって、2シーズン目!最高だ~

 

K:最高ですね、好きなようにやりすぎて、どうしようって感じです

 


■興味のあるライダー活動は?■

 

N:なにかしなきゃ~ってなるってこと?ライダー活動でやりたいこととかは?

 

K:特に思わないですけど…(笑)
撮影がしたいな~とは思います。「これはどういうこと!?」っていうライディング写真が好きなので、

そういうことがやってみたいですね

 

(出典:ピースフルピクチャーズ 長野県軽井沢町長倉

 

N:クリエイティブって感じだね!これからも自分が「やりたい!」と思うことに導かれながら活動していく感じですか?

 

K:面白いことをやりたい!
ほんと、周りのひとに恵まれているからこそできることなので、そこへの感謝の気持ちがすごいですね。

ちょっと怖くなるくらい(笑)

 

N:強運といっていいのかな、持ってるよね~!私が言うのは変だけど!
その素晴らしい周りのかたに「ありがとうございます!」っ伝えて、「最大限楽しんでみせます!」って

感じがカスミかな~って勝手に想像してるんだけど

 

K:そうですね、それを滑りで表せたらいいなと思ってます!
「サポートして良かった」「一緒に滑って良かった」という気持ちに繋げられたらと思います

 

N:よくわかった!見てて楽しくなるスタイル、さすがだと思う!
これからも一緒にスノーボード楽しも~!

 

 


 

好きなことを追及することでスノーボード本来の魅力を体現するライダー、山崎樺純の「What’s your story?」いかがでしたでしょうか!
今回も読んでいただいきありがとうございます!

カスミは湯の丸や湯沢エリア、岐阜にわりと出没してます!ぜひお見知りおきを!

次回はエネルギーあふれるパワフルライダーをゲストにお呼びしようと考えています♡

私も非常に気になるバックグラウンドが隠れていそうなので楽しみです!

ぜひ次回もご一読いただけたら、と思います!

 


 

山崎樺純をもっと知りたい!という人は是非、彼女のSNSをチェックしてみてください!

 

 

山崎樺純(Kasumi Yamazaki)

Instagram:@kasumiyamazaki

Facebook:Kasumi Yamazaki

 


 

Curator:Natsuki Sato

新潟県出身。幼少期からスノーボードを続け15歳でカナダへ渡り、ウィスラー高校を卒業。帰国後は撮影活動や世界大会の転戦、イベント参加など幅広いジャンルで活動中。

Sponsor:K2snowboarding/ムラサキスポーツ/DRAGON/eb ’s/SANDBOX/GALLIUM/BAL TRAINER/Death Digital/石打丸山スキー場/KEM’S

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