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ハイキングで白馬の雪景色を拝みに行く♪

2018/08/25

みなさんこんにちは~!
長野県内の学校はひと足早く夏休みが終わり2学期がはじまりました⭐︎
いよいよ季節も夏から秋に変わっていきますね。

今年の夏は本当に暑い日続きで白馬も例外ではありませんでしたが、
それでも北アルプスの山々の上には白い雪が残り、眺めていると気分だけでも暑さを和らげてくれます。


標高が高い場所の谷や沢の積雪が溶けずに残った地帯を雪渓(せっけい)と言いますが、
先日、小2の息子と日本3大雪渓のひとつである白馬大雪渓まではじめて行ってきました。
全長3.5km、標高差600mある日本で最大規模の雪渓なのですが、意外と気軽に行けるスポットで、
車やバスなどで登山口の猿倉まで行き、そこから1時間半ほどのハイキングで雪景色を拝むことができるんです。
道はしっかり整備された遊歩道なので、そんなに構えなくてOK!

スタートとなる猿倉の猿倉荘。出発前にトイレも忘れずに!
標高1250m地点からのスタートです。



最初にちょっとした山道を登ったら、しばらく整備された広い歩きやすい道が続きます。


ところどころ沢を渡るための一本橋なんかもありワクワク(^^)

後半はやや傾斜がキツくなり、道は階段状になった木の板や岩に。
どんどん山が近づいてきて、ここを上り切ればいよいよ大雪渓の直前に位置する山小屋の白馬尻小屋に到着です!


スタートからここまで約1時間ほど。
白馬尻小屋は、冬季は雪崩が多いので毎年春の終わりに小屋を組み立て秋には解体しています。
食事や売店があって山を間近に拝みながら休憩ができ、雪上を歩く為のアイゼンも購入可。
大雪渓から先の白馬岳を目指す登山者は宿泊もできる施設です。
ここまで来れば大雪渓はすぐそこ!


小屋から20分ほどさらに進めば、いよいよ真夏でもたくさんの雪が残る大雪渓が一気に目の前に広がります!!!
久々に間近で見る雪景色に、子どもと一緒にかなりテンションUPでした♪


ここから先は本格的な登山の装備が必要となりますが、片道1時間半のトレッキングで雪景色を拝みに来るだけでも十分に楽しめると思います。
大雪渓の麓で標高は1500mオーバー。
まさに天然の冷蔵庫に来たような感じで、暑さも吹っ飛ばしてくれます。


自然がつくり出す大雪渓は雪崩、クレバス、落石などの可能性もあり、状況によってはルートをクローズすることもあるので、
コンディションをしっかりと事前にチェックした上で、ぜひ機会があれば訪れてみてください!
グリーンシーズンの白馬には様々なアクティビティがありますが、ここはイチ押しですよ(^-^)/

白馬尻小屋
https://www.hakuba-sanso.co.jp/hakubajirigoya/


 

curator:きしのまきこ
学生時代に都内スノーボードショップ店で働きはじめ、シーズン中はどっぷりと国内外で滑り続ける生活を続けたのち、スノーボード専門誌編集者を経てフリーに転向。2013年より長野県白馬村に移住し、白馬駅前にショップ「roundAbout」をオープン。ショップ経営に奮闘しながら、雑誌やウェブで編集・執筆・デザインに携わっている。

白馬の豊かな自然をこどもといっしょに満喫中!

「HELLO HAKUBA VALLEY」著者
roundabout.jp