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かっこいいスノーボーダーとは?

2018/02/22

みなさんこんにちは!!
インストラクターのマミです。

STARTUP SNOWBOARDの連載も終わり、連続ターンが出来るまでのレッスンを動画で配信してきました。
が、しかし
ここで終わりではありません・・・(笑)

大事なことが他にもあります!!

今回の私からの内容は、初級者の方に送る
『かっこいいスノーボーダー』とは!?
と、いうところをピックアップしていきたいと思います。

かっこいいスノーボーダーって色んな意見があると思います。
そして、これに正解や答えはないと思います。
人それぞれ考え方や、価値観が違うので、好きなライダーさんだったり、好みのスタイルがあっていいと思います。

そこで、私が思う『かっこいいスノーボーダー』はどんな人かというと・・・
ゲレンでのマナーを知っている人なんじゃないかな?と思うんです。

いくら滑り方がカッコよくても、はやいスピードで滑れてもゲレンデのマナーが悪いと、逆にかっこ悪いと感じてしまいます・・・

実はゲレンデにもいくつか守ってほしい約束があるんです。
例えば・・・
●板を流さない
●ゲレンデの危ないところで座り込まない
●前に滑っている人を追い越す時

などなど、他にもあると思いますが、これだけは最初に知っておいてほしい!!と思うことを3つあげてみました。

まず1つ目の
●板を流さない
例えば、リフトに乗る時板を外して持っていくでしょ。
そうすると、リフトを降りてから板をつけるでしょ?

その時です!!
板をつけようとして、板から手を離してしまうと、板だけが滑ってしまいます・・・
リフト降りたところはもうゲレンデなんですよ・・・
坂道になっているんです・・・
と、ゆうことは手を離すと板が流れていきますよね?

もし、他の人にその板がぶつかったら怖くないですか?
怪我すると思いませんか??

また、ゲレンデで板を外している人、見かけたことはないですか?
板を持って歩いて登ってる人・・・板を外した人・・・
その板はどこでつけるんですか?

緊急事態の時ももちろんあると思います。
例えば怪我をしている人を見つけた時や、困っている人を見つけたときなど・・・
その時は板を外さないといけない時もあります。
外した後、板が流れないようにする事が大事です。
場面は色々ですが、大事なことを忘れないでほしいんです。

板をゲレンデでつける時は、板から手を離さないで下さいね。

履き方の一つとして・・・
①板を履くときは山側に体を向けて立ちます。

※山側とは・・・ゲレンデの山側に体をむける事。
逆をいうと、谷側は坂の下です。(滑っていく方)

 

 

②板を流さない為にも、片足をつけるまでは膝・足・手を使って板を支えておきましょう。

 

※決して板だけを下に置かないで下さい。

 

③片足がついたら方向を変えて、お尻をついて座り、もう片方の足も付けます。

はい。これで、完成っ!!
こんな感じで、板だけが流れていくことを自分自身で気を付けて欲しいです。

 

●ゲレンデの危ないところで座り込まない
ゲレンデには上から滑ってくる人から見えない場所があります。
例えば、坂の下やカーブがあるところ。
上からだと意外に見えないんです。

そこで座り込んでしまったらもっと見えなくなりますよね・・・
見えないって事は、ぶつかってしまう可能性がありますよね・・・

上から滑ってくる人の為にも、自分自身を守る為にも休憩するときはゲレンデの端に座って下さいね。

●前に滑っている人を追い越す場合
これ、重要!!だと思います。

前に滑っている人を追いこす場合なんですが、
必ず前の人が危なくないように、そして怖くないようにして下さい。

どうするのかというと・・・
前の人の遠くを回って滑って追い越して下さいね。
そして、必ずその人がどうやって滑るのかなぁ・・・と考えてあげてください。
いけるかな・・・と思い、ギリギリで滑る人、人の隙間を早いスピードで滑る人
危ないですよ。
もし、前の人がこけちゃってぶつかったら怪我しちゃいます。

なので、追い越す場合は、前の人が優先になるので、追い越す人が前の人の怖くないように気を付けてあげましょう~

と、3つ書きましたが、他にもたくさんあると思います。
全てに共通している事とは、
安全第一!!これですねっ

スノーボードは楽しいスポーツ、遊びです。
でも怪我したり、怖い思いや痛い思いをすると、その楽しかった時間が無くなってしまうかもしれません・・・
自分自身を守る為にも、自分以外の安全にも心がけてみて下さいっ

私の『かっこいいスノーボーダー』はこう思うんです。
上手に滑れるようになったからこそ、ここは大事だなぁぁと。
ゲレンデに来ている人みんなが楽しい1日になるように、少しの気遣いが大事なんだと。

もちろん、レッスンの生徒さんにもお話ししている内容です。
レッスンも、上達する楽しさや嬉しさを感じてもらえたらいいな。と、思いますが
ここに安全がないと全てが台無しになってしまうのは残念です・・・
なので、
安全に楽しく、そして雪山を楽しみましょう~

スノーボードや、スキー・・・など。雪山に遊びに来ているみんなが楽しかったと思える一日にして下さいねっ

それでは、まだまだ2月半ばですよっ
今からさらに楽しんでいきましょう~

 

☆インストラクター大西麻美のレッスンムービー(全11回)☆
#1 『道具の選び方』#2『ブーツの履き方』#3『板とビンディングのセッティング』#4『ワンフット(片足の操作)』#5『基本姿勢』#6『リフトの乗り降り』#7 『ヒールサイドの角付け』#8 『トゥサイドの角付け』#9『ヒールサイドからの1ターン』#10『トゥサイドからの1ターン#11『連続ターン』

 



PROFILE
大西 麻美(オオニシ マミ)

1981年12月13日生まれ。大阪府出身。
資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許
スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。
専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。
また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。

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